music-culture-jp’s diary

音楽から映画マンガまで、サブカルに対し独自の視点を考える。

就活っておかしいと感じる

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こんにちは、music-culture-jp’s diaryのです。

私は普段学生をしておりまして、只今18年度卒就活の最中です。

周りがどんどん内定が出たという喜ばしい報告を受ける中、私は内定0とオワコン街道を進んでおります。

説明会や選考を進むなかでもやもやした気持ちを感じておりますので、今回は日本の就活システムって変だと思い寄稿します。

では完全に主観ですが「就活っておかしい」にフォーカスを当てていきます。

 日本の就活っておかしい?

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就活はいざ始めるぞと思うまで、世界の就活事情に関して全く関心がなかったので知らなかったのですが日本だけが唯一学生がみんな横並びスタートで、就職活動を始めるようです。

言われてみれば他の国の人が、リクルートスーツを着込んで就活しているイメージが湧きませんでした。ですが実際のところ非常に日本は、ある意味優しい制度だと私は解釈をしております。だって就活解禁とともに一緒に就職活動をできるんですもんね。大学生なら働きたい意思さえあれば、働けるという非常にありがたい制度です。

しかしこのことが現在よく言われているミスマッチを起こし、ひいては日本の生産性を落としていることにも繋がっているとも考えられるのではないかと感じております。

何かかしら根本的に今後の働き方を、大学生である私たち自身が考え直していく必要がありますね。

日本の就活におけるミスマッチ

新卒で入社をした人の約30%が1年以内?なんらかの形で辞職をしているそうです。

私はこの数字って異常と感じました。

つまり3人に1人は辞めるミスマッチがある状態が、起きている。あれだけリクルートスーツを着て、今まで言ったこともない御社発言を繰り返したにも関わらずに仕事を辞める。

就活の門戸が2つしかない

違いがわからない某大手人材業界の2つのサービスを使うしかないのも現在就活を進める上で疑問に感じるのではないでしょうか?

元々大きな求人媒体を抱えている2社サービスに依存をしてしまっているのも結局は、あまり意味をなしていなく、日本には300万社?あると言われている企業との接点が学生とうまく取れていないです。

学業を疎かにしろと言わんばかりの就活解禁

4年生となると単位の取得も全て卒業要件を充しあとは就職先さえ決まれば卒業・・・・とはいきませんね。

大学生には卒論という大きな一大イベントが控えております。

勉強をしっかりしてきた人にとって毎日不規則な時間に入る就職活動では、卒論に時間を費やすことの確保が難しいですね。 

せっかく毎年高い学費を払ったにも関わらず、ほぼ最後の1年は就職に時間を費やすようでは最後の集大成としてなんだかもったいない。

同じことしか言わない説明会・面接

いくつか企業に行って感じたことは、「成長できる環境ばっかだ〜」と感じました。

企業の大小どこでもこれは常套句として聞きました。ある社会人の人に聞いたところ就活生は本当に騙しやすいと言っていました。

実際に説明会などが終わったあとには「で、ここの企業って何が成長なの?」などととても私たち就活生にとって魔法のような言葉それが「成長」のようです。具体的に先述の疑問として、日本経済が著しく伸び悩んでいるなか仮に個人の成長はしていたとして、グローバル化とITがなくてはならない時代に日本経済は成長速度が伸びやんでいることは関係性がないかのかと危機感を覚えました。

就活の髪型っておかしい?

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一旦アイスブレイクを挟みます。

たまにネットでは就活生の格好や髪型が量産型すぎてキモいというのを見かけます。

確かに個性を潰されることに抵抗を感じるかもしれませんが、私は見た目の差が個人個人で生じなくなるために、フェアにするためだと考えます。

さずがに社会人としてなるにあたって金髪や、メイクが濃すぎるなどというのは学生までで良いと思いますし、客観的に見たらマイナスになるとわかっているのは承知で自ら進んでやっているのは、そのスタイルを貫くべきではないでしょうか。

けれども外見的な自己表現は、センスが問われます。なので服装や髪型が同じになるのは、全員に公平な機会を設けるためなのです。

就職の質問のおかしさ

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就活生側からの質問

絶対に最後に質問はありませんか?という場がありますよね。その際にとてもおかしな質問をさせる人がいるので、注意すべきだと思います。

なかでも「御社で働いている人はどんな人がいますか?」という質問。

この質問ってする意味ある?と思います。逆にではその人に「君の大学はどんな人がいるの?」と同じくらいに無意味な質問ではないでしょうか。

このような質問をしてしまう我々就活生にも非常に問題があるのは、就職活動が短いなかでいきなり始まるからです。

働くということのビジョンが私たちはバイトぐらいでしか体感したことがないので、ここは今後の就活生には活かして欲しい点です。

人事側からの質問

  1. 「後悔したことはなんですか?」
  2. 「達成感を得た経験はなんですか?」
  3. 「入社後や将来は何をしたいですか?」

この3つあたりが定番の質問です。

たかだか20歳前後の若者が生きてきた経験のなかで、そこまで何か変わった答えを導き出すことができるのでしょうか?確かに1.2に関して何かかしら生きてきたなかで壁にあたることはあったでしょう。

人事側としては、この質問を投げかけることで、その人が生きてきた中でのマインドなどの思考性の判断基準にはなりますが、もっと具体的にその人だからこそを知れる質問があればいいのになと・・・。

また働いてもいないにも関わらずキャリアビジョンを聞いてくることもでは逆にあなたは、就活の時に事業として現実的に当時からの将来何をしたいかを描けていたのか疑問です。

まとめ

現状いくら就活が変わってきているとはいえ、まだまだ実態としては昔から何も変わっていないのかもしれません。

よく自己分析が一番大事とも言われたりもしますが、本当の意味で自己分析とは?そのままの自己分析では結局なんのために働いていくのかわからないまま、仕事に対してやり甲斐を感じないままいってしまうのではないかと不安さえ覚えます。

少しでも多くの人が、自分の将来を考えキャリアを意思決定を持って選択していってほしいですね。